ご存知ですか？後見制度

成年後見制度とは、認知症など精神上の障害などにより、判断能力が減退または欠けた状態にあるため適切な意思決定が困難な人々を、法的に支援する制度のことをいいます。

　成年後見人が選任されると、成年後見人には本人のための財産管理権と代理権が与えられ、また、本人が行った行為についての取消権及び追認件が与えられています。

　

例えば、認知症などのご本人が相手方にだまされて高額な商品の契約をしてしまった場合でも、成年後見人が取消権を行使することで、その契約をはじめからなかったことにすることができます。

　クーリングオフ制度と比べても、期間や取引内容に制限がないことから本人の財産を守ることができます。また、本人に代わって本人のために必要な契約を行うことができますので、それまで難しかった契約関係の手続きがスムーズです。

　

 

 

　後見の申し立ては家庭裁判所に行う必要があり、また必要書類の準備や財産目録作成など煩雑な手続きがございます。

　司法書士は後見の申し立ての代理や、後見人に就任することもできますのでいつでもお気軽にご相談ください。

しのざき法務司法書士事務所

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